MOGAプロジェクト
MOGAプロジェクトとは?
自然農で日本の米農家を救う

今、日本人の魂である「お米」が危機に瀕しています。
何年にもわたり、日本の米農家は利益もない状態ながら「土地を守ろう」という誇りだけで頑張ってきていました。
その環境が、限界を迎えています。
米農家の高齢化と、農家自体の減少に歯止めがかからず、数年のうちに、日本の米農家は消え去ってしまうかもしれません。
この状況を打破する方法は「自然農」にあります。
既存の慣行農法から自然農法への切り替えによって、日本の米農家を救うプロジェクト「MOGA」。
今年、このプロジェクトをサポートすることにいたしました。
日本食糧安全保障創生ファンド MOGA

代表
水野 清重(みずの きよしげ)
- NPO法人見沼の里代表理事
- さいたま市認定新規就農者
- 弥生人
- 法螺貝愛好家
- 和光大学経済経営学部経営学科講師
- 元外資系投資ファンド勤務(元グローバリスト)
2021年、安心安全な食を分かち合う循環型コミュニティの創造を目指し、NPO法人見沼の里を設立。
江戸時代から約300年の歴史を有する埼玉県内に広がる1260ha(東京ドーム約270個分。
現在田んぼの面積は全体の約6%程度にまで減少)の広さを誇る見沼田んぼを守り、自然との共生を目指して無農薬・無化学肥料栽培で米作りを実践中。
アノアス財団のパートナー法人として農本主義の実現を共に目指す。
中矢代表の想い
米作りが甦れば、日本は甦る
昨年の夏から始まった「令和の米騒動」。
いったんは収まった形になったものの、現在もお米の価格は上がるばかりで、在庫も足りない状況が続いています。
この米不足は、2025年も続くでしょう。
それどころか、ますます酷くなっていくと予測されます。
政府は、抜本的な対策を何一つ打ち出そうとないのですから、当然です。
私も、日本の米農家さんがここまで追い詰められているということを、つい最近まで知りませんでした。

日本の米不足は、減反を推し進めてきた政府の失策と、米農家の所得向上のために何の手も打たず、放置してきたことにあります。
放置というより、まるで米農家に米作りをあきらめさせるような政策を取ってきたとしか思えないほどです。
その結果、「時給10円」「年収1万円」と言われるほど、悲惨な状況になってしまったのです。
いや、1万円であっても「黒字」ならまだいいのかもしれません。
埼玉のある米農家さんは、昨年も400万円の「赤字」だったそうです。
こんな状況では、ほとんどの日本の米農家は存続することができません。
高齢化がどんどん進む中、自分たちが何とかしなければという思いで、頑張ってくださっています。
でも、跡を継ぐ人はいません。
苦労ばかり多くて、やればやるほど赤字だなんて、誰がやろうとするでしょうか?
政府は、世間からやいのやいのと言われたため、ようやく備蓄米を放出しましたが、何の対策もする気はないし、足りなければ輸入すればいいだろうという考えのようです。
このままではあと数年で、日本の米農家、とくに全体の95%を占めるという小規模の米農家さんは、消滅してしまう可能性が高いです。
そして国産のお米は、富裕層しか買えないような高級食材となるでしょう。
国が動かない以上、もはや私たちでやるしかない。
そんな思いから立ち上がったのが、「MOGAプロジェクト」です。

その主な目的は、米作りをする農家さんが、まず生業としてやっていけるようにすること。
夫婦2人だけで、専業でやるとして、年収500万は最低必要でしょう。
しかし、今の慣行農法ではとても無理です。
解決策は、農薬や化学肥料を使わない「自然農」にあります。
薬を使わないと、必ず直面するのが抑草(雑草をはやさない)の問題です。
除草剤を用いずに、草が生えないようにすることは可能なのか。
答えは「可能」です。
その技術は確立しており、すでに実証されています。
それにパイ(π)の農資材を加えることで、収量と旨味の向上をはかります。
パイ技術は様々な分野に応用できますが、こと農業に対しては得意で、十分な経験と実績があります。
パイを使いますと、その作物は環境適応能力が上がりますので、酷暑の夏でも、冷夏でも、慣行農法の稲よりも強いものができます。
同時に生態系も甦ってきます。
美味しさも格段に違いますし、かなりエネルギーの高いお米ができる、と見ています。

日本は古来、豊葦原瑞穂国と呼ばれたお米の国です。
私たち日本人は、日本のお土から生まれたお米を食べることで、神とつながるようになっているそうです。
国産の、良質のお米を日々食べることで、神とつながり、身も心も元気になる。
生態系も甦り、昔ながらの原風景が戻ってきます。
米作りが甦れば、日本全体が甦るのです。
さらに、農家さんも収入が上がり、年収1万円から500万円にアップする。
そういう善循環のサイクルを生み出すことができる!
──ということを証明するのが、MOGAプロジェクトです。
MOGAは、Make Okome Great Againの略。
言うまでもなく、トランプ米大統領のMake America Great Again(MAGA)をもじったものです。
NPO「見沼の里」代表の水野清重さんが名付けました。
このプロジェクトが成功すれば、様子を見ていた慣行農法の農家さんたちも、続々と自然農法に転換するでしょう。

このプロジェクトを通してアノアス財団がやることは、プロのお米農家さんを支援し、慣行農法から自然農法に転換していただくことです。
財団として直接的に米作りをやる、というものではありません。
そして会員の皆さんにご協力頂きたいことは、お米が収穫できたら、ぜひ買っていただき、美味しく食べていただくこと。それだけです!
詳しくは、こちらの動画をご覧ください!
財団としての関わり

松伏町の米農家「舛田農園」にて、アノアス財団としてこのプロジェクトを応援していきたいと思います。
このプロジェクトの成功は、日本の将来と、日本の米農家を救う、御国作りのための大切な一端を担うと考えています。
このプロジェクトを成功へ導いていくために、アノアスグループのパイ技術総合研究所も「パイ農法」により全面協力していきます。
フリートーク
メッセージ
皆さんにも、是非応援をお願いします。
一番の応援はこのプロジェクトで採れた米を買って美味しく食べていただくこと。
これだけです。
お米の名称は、『神土不二(しんどふじ)』と名付けました。
是非皆様と共にこのプロジェクトを成功させて御国作りを進めて参りましょう!
今回MOGAプロジェクトのお米を作ってくださる舛田農園の舛田さんからのメッセージ

この度は生産者としてMOGAプロジェクトという素敵な機会とご縁に感謝いたします。
有機稲作の発展の一助となれるよう、またこれからを担う次世代の農業者に希望を持ってお米を作れる経営体モデルを創造できるよう邁進いたします。
舛田晃
舛田さんの作る、農薬不使用・無化学肥料のおいしい野菜は以下よりお求めいただけます。
<<ますだのやさい>>
- 購入時の注意
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- 販売は「玄米」か「白米」をご選択いただけます。白米をご選択された場合は玄米に比べて1割ほど少なくなります。
- 購入金額に送料を追加した金額としてお支払いください。
- 今回の購入時に、寄付金を上乗せしてのお支払いはご遠慮ください。
